研究課題/領域番号 |
21750138
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研究種目 |
若手研究(B)
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配分区分 | 補助金 |
研究分野 |
機能物質化学
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研究機関 | 東京工業大学 |
研究代表者 |
姜 聲敏 東京工業大学, 大学院・理工学研究科, 助教 (00523664)
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研究期間 (年度) |
2009 – 2010
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研究課題ステータス |
完了 (2010年度)
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配分額 *注記 |
4,680千円 (直接経費: 3,600千円、間接経費: 1,080千円)
2010年度: 1,300千円 (直接経費: 1,000千円、間接経費: 300千円)
2009年度: 3,380千円 (直接経費: 2,600千円、間接経費: 780千円)
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キーワード | キラリティ / バナナ型分子 / 強誘電性 / バナナ型液晶 / スメクチック相 / ディスプレイ |
研究概要 |
ジヒドロキシナフタレンのベントコア・チオエーテル末端鎖を分子設計の中心として駆使し様々な新規強誘電・反強誘電性液晶の発現の確認に成功した.1,7ージヒドロキシナフタレンのコアを用い、メソゲンの長さを通常五員環から七員環に伸ばした系では、スメクチック層方向に平行な自発分極を有するSmAP相が確認され、新規in-planeスウィッチング液晶材料として期待が集まる.さらに同じくナフタレンコアにチオエーテル末端鎖を導入した系では新規強誘電カラムナー相が確認され、その相構造の解明が行われた.これら新規強誘電相の発現はサイエンス・応用の両面において新たな材料となることが期待される.
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