研究課題/領域番号 |
21750173
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研究種目 |
若手研究(B)
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配分区分 | 補助金 |
研究分野 |
生体関連化学
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研究機関 | 九州大学 |
研究代表者 |
劉 勁剛 九州大学, 先導物質化学研究所, 特任准教授 (70380540)
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連携研究者 |
太田 雄大 九州大学, 先導物質化学研究所, 助教 (70509950)
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研究期間 (年度) |
2009 – 2010
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研究課題ステータス |
完了 (2010年度)
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配分額 *注記 |
4,680千円 (直接経費: 3,600千円、間接経費: 1,080千円)
2010年度: 1,560千円 (直接経費: 1,200千円、間接経費: 360千円)
2009年度: 3,120千円 (直接経費: 2,400千円、間接経費: 720千円)
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キーワード | 酵素反応 / モデル化 / 分子認識 / シグナル伝達 / 生物無機化学 / 触媒・化学プロセス |
研究概要 |
呼吸鎖末端酵素のシトクロムc酸化酵素(CcO)は生体エネルギー生成のために酸素から水への選択的四電子還元を触媒する。本研究課題は、CcOによる酸素還元機構ならびに一酸化窒素(NO)還元機構について、精密CcO化学モデルを用いて分光学的に解析することを目的とした。酸素還元反応において鍵となる反応中間体、およびNO還元におけるN-N結合(N_2O)生成過程の重要な反応中間体について分光学的に解析し、CcO酵素において本質的なHis-Tyrクロスリンクの構造と機能の相関について洞察を得た。これらのモデル錯体の分光学的な解析は、酸素活性化およびNO_x除去分子触媒の分子設計に寄与する。
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