研究課題/領域番号 |
21750179
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研究種目 |
若手研究(B)
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配分区分 | 補助金 |
研究分野 |
生体関連化学
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研究機関 | 甲南大学 |
研究代表者 |
三好 大輔 甲南大学, フロンティアサイエンス学部, 准教授 (50388758)
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研究期間 (年度) |
2009 – 2010
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研究課題ステータス |
完了 (2010年度)
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配分額 *注記 |
4,680千円 (直接経費: 3,600千円、間接経費: 1,080千円)
2010年度: 2,080千円 (直接経費: 1,600千円、間接経費: 480千円)
2009年度: 2,600千円 (直接経費: 2,000千円、間接経費: 600千円)
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キーワード | 生体機能関連化学 / non-coding RNA / 遺伝子発現 / 分子クラウディング / 非標準構造 / 高次構造 / DNA / RNA / 三重らせん構造 / ジャンクション構造 |
研究概要 |
遺伝情報を保持していないRNA(非コードリボ核酸)は、高次構造を形成して機能を発現する。これと同様に、遺伝情報をコードしていないDNA(非コードデオキシリボ核酸)の高次構造も、遺伝子の発現制御などに関与している可能性がある。そこで本研究では、非コードデオキシリボ核酸の高次構造とその熱力学的安定性を定量的に検討した。その結果、代表的な非コードデオキシリボ核酸である、グアニンに富んだDNA鎖の形成する高次構造は、細胞内環境因子によって劇的に変化するのに対し、同様の配列をもつRNA鎖の構造は、細胞内環境因子によらず単様で高い熱安定性をもつことが示された。
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