研究課題
若手研究(B)
低融点のアルカリ金属炭酸塩共晶系をフラックスとして加える独自の合成法により、六方晶II型構造を有する希土類オキシ炭酸塩を母体とする新規な蛍光体を新たに開発した。様々な組成の蛍光体を検討した結果、ガドリニウムとイットリウムの複合オキシ炭酸塩からなる母結晶に、テルビウムイオンを付活した緑色発光蛍光体の発光強度が最も強い発光を示し、市販のリン酸ランタン系緑色発光蛍光体に対する相対発光強度は131%であった。
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