研究課題
若手研究(B)
原子・分子分野ではよく知られた高励起原子(リドベルグ原子)の表面物理分野への応用研究として、通常の分析手法では極めて測定困難な、表面からの微弱静電場をリドベルグ原子を用いて測定するシステムの構築を行った。静電場は基本的物理量にも関わらず、測定機器自体が金属で出来ているかぎりそれが外乱要因となる為、直接計測の極めて困難な量である。現在、20mV/cm程度のバックグラウンド電場が確認出来るようになったがレーザーの安定化等の更なる測定精度向上が課題として残った。
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