研究課題/領域番号 |
21760053
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研究種目 |
若手研究(B)
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配分区分 | 補助金 |
研究分野 |
応用物理学一般
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研究機関 | 財団法人小林理学研究所 (2011) (財)小林理学研究所 (2009-2010) |
研究代表者 |
児玉 秀和 財団法人小林理学研究所, 圧電物性デバイス研究室, 研究員 (60373198)
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研究期間 (年度) |
2009 – 2011
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研究課題ステータス |
完了 (2011年度)
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配分額 *注記 |
4,420千円 (直接経費: 3,400千円、間接経費: 1,020千円)
2011年度: 780千円 (直接経費: 600千円、間接経費: 180千円)
2010年度: 1,560千円 (直接経費: 1,200千円、間接経費: 360千円)
2009年度: 2,080千円 (直接経費: 1,600千円、間接経費: 480千円)
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キーワード | 圧電性 / ポーラスポリマー / エレクトレット / 圧電共鳴 / 非線形誘電率 / 圧電率 / 弾性率 / テンソル成分 / 多孔質ポリマー / 弾性損失係数 / 電気力学変換 / 非線形誘電 / ポリマー / センサー / 線形誘電率 / 電性 / 多孔質ポリマーシート / 筆跡 / 信号変換 / 共振周波数 / 時間応答 |
研究概要 |
本研究は機械的入力を電気信号に変換できる圧電性多孔質シートについて筆跡-電気信号変換の基礎技術確立を行った.幾つかの変換手法を検討したところ,電極に直接筆圧を与え,圧電応答による電荷を検出する手法が有効であった.さらに変換機構を物理的に理解するため圧電率・弾性率のテンソル成分を圧電共鳴スペクトルや非線形といった高精度誘電測定法により行った.その結果,本サンプルは厚み方向の伸縮に対する圧電応答が高いだけでなく,非常に柔らかくかつ振動減衰特性が極めて高いことを定量的に見いだした.本実験結果を基に表せるタッチセンサーを試作した.
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