研究課題
若手研究(B)
本研究では、世界経済の現状把握と体制設計に関する知識獲得を行うための網羅的データ収集・計算システム・数理的方法論・フィールド研究のバランスの取れた醸造を目的とし、網羅的観点からのエージェントモデルに基づいた状態理解のための方法論の開発を行った。特に、(1)外国為替市場の網羅的・高解像度データの収集,(2)データを保管、計算するための並列計算システムの構築、(3)分析アルゴリズムの並列計算による実装、(4) 外国為替市場参加者への聞き取り調査とデータ分析結果との比較を実施期間中に行った。データ収集期間中(2007年5月~2011年1月)に世界的な金融危機局面が発生し、それらの危機前後で通貨注文・取引のパターンに変調が現れていたことが判明した。特に多くの参加者が関係する同調的な行動はマクロ経済構造の変化の引き金になり得ると結論付ける。
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http://amech.amp.i.kyoto-u.ac.jp/~aki/wiki/index.php?21760059