研究課題
若手研究(B)
層状組織鋼に存在する微視的残留応力の数値解析手法を構築し,微視的残留応力分布を明らかにした.その結果,フェライト相に引張,マルテンサイト相に圧縮の微視的残留応力が存在し,疲労き裂進展経路が迂回,屈曲することを微視的残留応力の観点から説明することができた.さらに,微視的残留応力が存在するもとでのき裂進展解析手法も構築し,き裂進展解析を行った.その結果,マルテンサイト相に存在する圧縮の残留応力によってき裂進展速度が低下することを示した.
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Journal of Physics : Conference Series Vol.165, No.1
ページ: 12080-12080