研究課題
若手研究(B)
機械装置に用いられる幾何曲線形状を有する部品は、部品表面の微細な凹凸形状が性能・品質に大きく影響するため、専用測定機による曲線形状測定が行われる。しかしながら、現状では測定機検査・校正用原器の精度が低いため、測定機の高い精度を保証することが難しい。この問題を解決するため、本研究では平面と円筒から構成された曲線形状測定用原器を用いた検査・校正法を開発した。この検査・校正法の理論解析を行うとともに、実験を実施し、有効性を確認した。