研究課題/領域番号 |
21760123
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研究種目 |
若手研究(B)
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配分区分 | 補助金 |
研究分野 |
流体工学
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研究機関 | 信州大学 |
研究代表者 |
吉野 正人 信州大学, 工学部, 准教授 (00324228)
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研究期間 (年度) |
2009 – 2010
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研究課題ステータス |
完了 (2010年度)
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配分額 *注記 |
4,160千円 (直接経費: 3,200千円、間接経費: 960千円)
2010年度: 2,210千円 (直接経費: 1,700千円、間接経費: 510千円)
2009年度: 1,950千円 (直接経費: 1,500千円、間接経費: 450千円)
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キーワード | 数値流体力学 / 複雑流れ / 固液二相流 / 格子ボルツマン法 / マイクロ流路 / 粘弾性固体 / Maxwellモデル / tank-treading運動 / Segre-Silberberg効果 / 複雑流 / 固液混相流 / マイクロチャンネル / 粘弾性体 / 血流 / 赤血球 |
研究概要 |
粘弾性固体を含む二相系格子ボルツマン法を構築した。本手法を用いて、せん断流れ場における固体の挙動について数値シミュレーションを行い、得られたせん断速度と固体の変形度の関係は既存の計算結果とよく一致することがわかった。また、膜のtank-treading運動が再現されることを確認し、本手法の妥当性が示された。次に、微小流路内を流れる固体の挙動を調べ、固体は変形能の違いによってその平衡位置が管軸あるいは管壁と管軸との間に現れることがわかった。さらに、粘弾性膜の内部流体と外部流体の粘度比が、流路内を流れる固体の挙動に与える影響について調べた。
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