研究課題/領域番号 |
21760139
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研究種目 |
若手研究(B)
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配分区分 | 補助金 |
研究分野 |
流体工学
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研究機関 | 沼津工業高等専門学校 |
研究代表者 |
大庭 勝久 沼津工業高等専門学校, 電子制御工学科, 准教授 (40321442)
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研究期間 (年度) |
2009 – 2010
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研究課題ステータス |
完了 (2010年度)
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配分額 *注記 |
3,120千円 (直接経費: 2,400千円、間接経費: 720千円)
2010年度: 650千円 (直接経費: 500千円、間接経費: 150千円)
2009年度: 2,470千円 (直接経費: 1,900千円、間接経費: 570千円)
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キーワード | 環境流体力学 / 温度成層流 / 温度流速計 / 熱・運動量輸送 / 浮力効果 / 流体工学 |
研究概要 |
強安定成層流中における熱・運動量輸送に及ぼす浮力効果の解明を目的として、気流の温度・速度の同時計測が可能な二線式温度流速計の高精度化を行った。本研究では、FPGA(Field Programmable Gate Array)を用いて各種補償系をデジタル化した。抵抗線温度計用の周波数補償系では、フィルタ係数を逐次更新することで温度変動成分に対する高精度な補償を実現した。熱線流速計用の温度補償系では、平均流速U=3.0m/s、平均温度差ΔΘ=0~60Kの加熱気流中においても、正確な流速計測が可能となった。遅延補償系では、1.0~5.0m/sの流速範囲において、瞬時信号に基づいて温度信号を適切に遅延させることが可能となった。 本研究により、乱流生成や乱流輸送の解明に必要な温度・速度変動及び相関量の高精度計測が可能なデジタル二線式温度流速計が構築された。
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