研究課題
若手研究(B)
ディスクブレーキのディスクとパッドの摩擦接触部の振動特性は、鳴き発生の有無や鳴き周波数に影響する。本研究では、鳴き振動が発生したときの摩擦接触部の動剛性をしゅう動状態で測定できる装置を開発した。しゅう動によるパッド表面性状の変化やしゅう動速度が振動特性に与える影響を調べることができる。測定の結果、しゅう動時には摩擦接触部の剛性が低下することが明らかになった。この剛性の低下は、面圧が小さいときの鳴き発生に影響する。
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