配分額 *注記 |
4,550千円 (直接経費: 3,500千円、間接経費: 1,050千円)
2010年度: 1,690千円 (直接経費: 1,300千円、間接経費: 390千円)
2009年度: 2,860千円 (直接経費: 2,200千円、間接経費: 660千円)
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研究概要 |
現在,ボトムアップ的に作製された自己組織化・超分子によるナノ構造物とトップダウン的に作製された微細加工技術によるナノ構造物を一体化することで新たなナノデバイス(Nano Electro Mechanical System,NEMS)の創製が期待されている. 本研究では,透過型電子顕微鏡内においてナノマニピュレーションシステムに加熱現象により物理・化学反応を有効利用することで微細加工・組立技術を実現した新規ナノアセンブリシステムを構築する.本システムにより,透過型電子顕微鏡下でのその場操作により,任意の箇所の多層カーボンナノチューブの外層の一部を除去加工したテレスコピング・カーボンナノチューブを作製した.これにより,この内層コアを駆動させた新しいリニア・ナノアクチュエータの可能性を検証するための基礎研究を行った.
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