研究概要 |
Sm_xFe_<73.5_<-x>>Cu_1Nb_3Si_<15.5>B_7 (x = 0 - 10)急冷薄帯を単ロール法により作製し, 熱処理を施した.その結果, Sm-Fe系化合物の析出が確認できたが, 保磁力が大きく, 低損失な薄帯を作製することが困難であった.軟磁気特性の改善のため, パルス熱処理を適用した.その結果, x = 2のSmを含有する試料にて, 提案するコアの生産性改善に有効と考えられるSmFe_2相の析出が確認できた.優れたコアの実現に不可欠である「長尺薄帯の均一な熱処理の実現」が課題となった.
|