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複数の橋梁システムを統括する制震デバイスの開発

研究課題

研究課題/領域番号 21760356
研究種目

若手研究(B)

配分区分補助金
研究分野 構造工学・地震工学・維持管理工学
研究機関名古屋大学

研究代表者

葛西 昭  名古屋大学, 大学院・自然科学研究科, 准教授 (20303670)

研究期間 (年度) 2009 – 2010
研究課題ステータス 完了 (2010年度)
配分額 *注記
4,420千円 (直接経費: 3,400千円、間接経費: 1,020千円)
2010年度: 2,860千円 (直接経費: 2,200千円、間接経費: 660千円)
2009年度: 1,560千円 (直接経費: 1,200千円、間接経費: 360千円)
キーワード鋼橋 / 耐震設計 / 多方向地震動 / 橋梁システム / 制震設計 / 座屈拘束ブレース / 地震応答解析 / Pushover解析 / 耐震 / 制震 / 弾塑性 / 3次元地震動 / 免震支承
研究概要

本研究は,性能照査型設計法において,損傷部材を制震デバイスに限定し,橋梁システムの損傷を軽減することが究極の目標である.昨今では,このような検討例が多い中,複数橋梁システムを統一的に考えて,制震デバイスを導入するところまで至っていないのが現状である.本研究では,複数の橋梁システムを対象とし,そのシステム間に制震デバイスを適切に導入することで,1つの橋梁システムではなく,全体としての橋梁システムの耐震性向上を目指す.当該研究期間では,まず,3方向地震動に対応する1橋脚の耐震設計法の確立を行い,続いて,複数の橋梁システムに対して,同設計法を導入し,性能評価をした.最後に,免震支承の導入まで行ったが,制震デバイスの導入までは至っておらず,また,導入の仕方も1例に留まっており,必ずしも最適とは言えない.結果として,制震デバイスの導入は,ある程度,適切に導入することで損傷制御も可能であることが分かったが,当課題には多くの問題点があることが判明した.複数橋梁システムを取り扱う際の橋軸直角方向に関する境界条件の取り扱い,制震デバイスの最適配置論,簡易設計法の必要性,以上を今後の課題としてまとめている.

報告書

(3件)
  • 2010 実績報告書   研究成果報告書 ( PDF )
  • 2009 実績報告書
  • 研究成果

    (1件)

すべて 2009

すべて 雑誌論文 (1件) (うち査読あり 1件)

  • [雑誌論文] Displacement based seismicverification method for thin-walledcircular steel columns subjected tobi-directional cyclic loading2009

    • 著者名/発表者名
      Kulkarni, N., Kasai, A., Tsuboi, T.
    • 雑誌名

      Journal of Engineering Structures Vol.31

      ページ: 2779-2786

    • 関連する報告書
      2010 研究成果報告書
    • 査読あり

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公開日: 2009-04-01   更新日: 2016-04-21  

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