研究課題
若手研究(B)
鉄筋腐食により損傷を受けたRC部材の付着応力性状に及ぼすコンクリートの拘束度の影響評価を目的として,静的破砕剤を用いた腐食膨張模擬実験を実施するとともに,拘束度に基づき鉄筋腐食したRC部材の付着応力性状のモデル化を試みた。その結果,拘束度はかぶり厚ならびにコンクリートの圧縮強度に大きく影響し,かぶりコンクリートに発生するひび割れ幅の増加にしたがい指数的に低下することが明らかとなった。また,拘束度に基づく付着評価モデルは既往の実験結果と比較的良好な一致を示した。
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コンクリート工学年次論文集 掲載決定
土木学会関東支部技術研究発表会講演概要集 Vol.37