研究課題/領域番号 |
21760422
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研究種目 |
若手研究(B)
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配分区分 | 補助金 |
研究分野 |
土木環境システム
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研究機関 | 香川高等専門学校 |
研究代表者 |
多川 正 香川高等専門学校, 建設環境工学科, 准教授 (30390511)
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研究期間 (年度) |
2009 – 2010
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研究課題ステータス |
完了 (2010年度)
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配分額 *注記 |
4,550千円 (直接経費: 3,500千円、間接経費: 1,050千円)
2010年度: 1,430千円 (直接経費: 1,100千円、間接経費: 330千円)
2009年度: 3,120千円 (直接経費: 2,400千円、間接経費: 720千円)
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キーワード | 省エネルギー / 脱炭素 / 嫌気性処理 / 嫌気性DHS / 水溶性切削油廃水 / 化学廃水処理 / DHS / 水溶性切削廃 / メタン発酵 / 16S rRNA / 水溶性切削廃水 |
研究概要 |
本研究では、嫌気性DHS(Down-flow Hanging Sponge)リアクターを用い、水溶性切削油廃水への適応性検討を行った。連続実験では、水溶性切削油廃水を水道水にて約17~20倍に希釈した廃水を供給し、240日以上の連続通水実験を行ったところ、処理廃水量5L/dの負荷ではCODCr除去率は40%程度で安定した。それ以降は栄養塩類を添加し、負荷を半減させたところ、CODCr除去率は50%程度を推移したが、十分な処理水質を得ることは出来なかった。DHSスポンジ付着汚泥のバクテリアについて16S rRNA遺伝子を対象として微生物群集構造解析を行ったところ、酢酸生成細菌、油分分解細菌等が確認され、含油廃水への嫌気性処理の適応性が示唆された。
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