研究課題/領域番号 |
21760507
|
研究種目 |
若手研究(B)
|
配分区分 | 補助金 |
研究分野 |
建築史・意匠
|
研究機関 | 平安女学院大学 |
研究代表者 |
栗本 康代 平安女学院大学, 国際観光学部, 講師 (20410954)
|
研究期間 (年度) |
2009 – 2011
|
研究課題ステータス |
完了 (2011年度)
|
配分額 *注記 |
3,120千円 (直接経費: 2,400千円、間接経費: 720千円)
2011年度: 780千円 (直接経費: 600千円、間接経費: 180千円)
2010年度: 780千円 (直接経費: 600千円、間接経費: 180千円)
2009年度: 1,560千円 (直接経費: 1,200千円、間接経費: 360千円)
|
キーワード | 近世内裏 / 寛政度造営 / 設計過程 / 木子家 / 復古紫宸殿 / 常御殿 / 倚廬 / 内裏 / 造内裏御指図御用記 / 近世 / 御学問所 / 小御所 / 儀式 / 修理職大工 / 諒闇 |
研究概要 |
寛政度内裏の造営資料である「御指図御用記」などから、次のことが明らかになった。1)寛政度内裏の設計に関しては、復古様式による儀式空間が優先され、それらの図面は主に禁裏方の修理職で作成された。天皇の居住空間である常御殿は、間取りの変更、新たな室内意匠の採用が行われ、居住性の向上などが考慮されていた。2)天皇が父母の喪に服するための仮設の儀式空間である倚廬は、近世において13回設営され、宝永7年(1710)以降は御学問所に固定された。
|