研究課題/領域番号 |
21760555
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研究種目 |
若手研究(B)
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配分区分 | 補助金 |
研究分野 |
構造・機能材料
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研究機関 | 大阪大学 |
研究代表者 |
多根 正和 大阪大学, 産業科学研究所, 准教授 (80379099)
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研究期間 (年度) |
2009 – 2010
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研究課題ステータス |
完了 (2010年度)
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配分額 *注記 |
2,990千円 (直接経費: 2,300千円、間接経費: 690千円)
2010年度: 910千円 (直接経費: 700千円、間接経費: 210千円)
2009年度: 2,080千円 (直接経費: 1,600千円、間接経費: 480千円)
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キーワード | 構造・機能材料 / 生体材料 / チタン合金 / 弾性特性 / 超音波計測 |
研究概要 |
生体用Ti合金として期待される4元系Ti-Nb-Ta-Zr合金単結晶の弾性特性に対して研究を行った。その結果、室温付近でのせん断弾性率c'およびc44の軟化がTi-Nb-Ta-Zr合金の多結晶ヤング率の低下の原因であることが明らかとなった。ω相の生成は室温付近でのc'およびc44の温度依存性を変化させ、さらに室温でのc'およびc44を増加させるため、室温での多結晶ヤング率を増加させる。しかしながら、相安定性が低くc'およびc44の低いβ相マトリックス中にω相が生成した場合は、それほど大きな弾性率増加は生じず、2元系Ti合金の下限値に近い値を示す。そのため、Ti-Nb-Ta-Zr合金における少量のω相の生成は、低ヤング率を保持しつつ、高強度化を図るための微細組織の制御に有効である。
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