研究課題
若手研究(B)
Ti-5Al-2.5 Sn extra-low interstitial(ELI)合金では、低温での疲労試験の初期段階で双晶変形が起こる。この双晶変形は、母相との界面でのき裂発生を誘発し、疲労特性を下げる要因となると考えられる。高サイクル疲労特性に及ぼす応力比の影響を293 Kと77 Kで調査した結果、77 Kでは、応力比が小さいほど、10^7回疲労強度が293 Kに比べて低くなり、双晶変形の影響が大きくなることが示唆された。さらに77 Kでは、引張.引張荷重下での高サイクル疲労強度が、修正Goodman線図から予測される強度よりも低くなるといった特異な平均応力依存性を示すことなることが明らかになった。
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Proceedings of 24th International Cryogenic Engineering Conference-International Cryogenic Materials Conference 2012
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