研究概要 |
本研究ではレーザー光を光源とする干渉計を利用した,レーザー干渉CT(Laser Interferometric Computed Tomography-LICT)法によって,気体中を音速より速い速度で伝わる衝撃波を含んだ非常に高速かつ非定常な現象に対して,流れ場の密度情報の定量的な3次元計測を実現し,衝撃波に誘起された複雑な流れ場の現象を詳細に捉えて解析することを目的としている.互いに角度を持つ2つの円形開口端から放出された衝撃波背後の流れ場および単一の円形開口端から放出された衝撃波と円柱形状の物体との干渉流れ場に対するCT計測を試み,LICT法の適用範囲の拡張を図った.
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