研究課題/領域番号 |
21760675
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研究種目 |
若手研究(B)
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配分区分 | 補助金 |
研究分野 |
船舶海洋工学
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研究機関 | 独立行政法人海上技術安全研究所 |
研究代表者 |
山口 良隆 独立行政法人海上技術安全研究所, 海洋環境評価系, 主任研究員 (20344236)
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研究期間 (年度) |
2009 – 2011
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研究課題ステータス |
完了 (2011年度)
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配分額 *注記 |
4,680千円 (直接経費: 3,600千円、間接経費: 1,080千円)
2011年度: 650千円 (直接経費: 500千円、間接経費: 150千円)
2010年度: 780千円 (直接経費: 600千円、間接経費: 180千円)
2009年度: 3,250千円 (直接経費: 2,500千円、間接経費: 750千円)
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キーワード | 銅 / 船底塗料 / 分析 / 環境 / 海洋 / 海洋環境 / 船底防汚塗料 / 汚染実態 / 化学分析 / 存在形態 / 東京湾 / 汚染実態把握 / 銅汚染 / 元素分析 / 形態分析 / 誘導結合プラズマ質量分析法 / ストリッピング・ボルタンメトリー / 重金属 / リスク評価 |
研究概要 |
海水中の銅状態を把握するために、生物の毒性に関係するlabile銅と溶解している全銅の分析法の開発を行い、2010年から2012年にかけて東京湾を中心として銅濃度分布の実態調査を行った。東京湾での計測結果は、labile銅がN. D.~3.68ppb、全銅がN. D.~4.87ppbであった。また東京港では、labile銅濃度の上昇が見られ、このエリアは船舶からの溶出した銅の影響を受けている可能性がある。また東京湾でのlabile銅の最大値は、銅に敏感な生物の毒性値と同じレベルにあるので、今後も海洋中の銅について監視と管理が必要である。
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