研究課題/領域番号 |
21760679
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研究種目 |
若手研究(B)
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配分区分 | 補助金 |
研究分野 |
地球・資源システム工学
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研究機関 | 九州大学 |
研究代表者 |
笹岡 孝司 九州大学, 大学院・工学研究院, 助教 (20444862)
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研究期間 (年度) |
2009 – 2010
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研究課題ステータス |
完了 (2010年度)
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配分額 *注記 |
4,290千円 (直接経費: 3,300千円、間接経費: 990千円)
2010年度: 1,300千円 (直接経費: 1,000千円、間接経費: 300千円)
2009年度: 2,990千円 (直接経費: 2,300千円、間接経費: 690千円)
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キーワード | 資源開発 / 放射性廃棄物処分 / 石炭灰の有効利用 / pH測定 / イオン溶出 / カラム試験 / 浸透流・移流分散解析 / 放射性核種の移動 / 石炭灰の基礎物性 / 力学的特性 / 遮水性 / 膨潤特性 / 熱伝導特性 |
研究概要 |
高レベル放射性廃棄物の緩衝材の設計要件に基づき、異なる産地・成分の石炭灰を用いて、粒径およびベントナイトの代替比率を変化させて各種基礎物性・性能試験を行い、バリヤ層の特性に及ぼす石炭灰自体の特性および代替比率の影響について検討した。また、数値解析による放射性核種の長期移動シミューションを行った。一連の実験および解析結果から、ベントナイト単体と比べ石炭灰でその一部を代替することにより、バリヤ層(緩衝材)のシール特性に関しては若干の低下が認められるものの、代替比率が30-40%程度であれば低レベル放射性廃棄物処理場におけるバリヤ層として放射性核種の漏洩防止効果が期待できることがわかった。
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