研究概要 |
核融合プラズマ装置内で発生した加速微粒子(ダスト)の捕獲手段を想定し,SiO2エアロジェルを用いた捕獲実験を行った.事後解析から,ダストがエアロジェル・ターゲット内部に捕獲されていることを表面分析法により明らかにした.よってSi基板を用いたダスト捕集の問題点であった,高真空環境下からのターゲット取り出し時の圧力変化によるダスト移動を軽減できることを明らかにした.本結果から,エアロジェルを用いたダスト捕集により,ダスト侵入時の情報を保持した状況で事後解析が可能であることを実験的に明らかにした.
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