研究課題/領域番号 |
21770003
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研究種目 |
若手研究(B)
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配分区分 | 補助金 |
研究分野 |
遺伝・ゲノム動態
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研究機関 | 九州大学 (2010-2011) 総合研究大学院大学 (2009) |
研究代表者 |
手島 康介 九州大学, 理学研究院, 学術研究員 (20447593)
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研究期間 (年度) |
2009 – 2011
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研究課題ステータス |
完了 (2011年度)
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配分額 *注記 |
2,600千円 (直接経費: 2,000千円、間接経費: 600千円)
2011年度: 650千円 (直接経費: 500千円、間接経費: 150千円)
2010年度: 1,040千円 (直接経費: 800千円、間接経費: 240千円)
2009年度: 910千円 (直接経費: 700千円、間接経費: 210千円)
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キーワード | ゲノム進化 / 自然選択 / 遺伝子変換 / 遺伝子重複 / 集団遺伝学 / 遺伝子系図 / 適応進化 / 機能獲得 / Coalescent simulation / coalescent simulation / シミュレーション / 遺伝的変異 |
研究概要 |
生物は非常に長い時間をかけて進化し、複雑なシステムを作り上げてきた。複雑なシステムを生み出すメカニズムとして、遺伝子重複が有力なプロセスの一つであると考えられてきた。遺伝子が重複し新規機能を獲得するプロセスの理解は、生物進化のまさに根源部分の理解につながる。本研究では、集団遺伝学の理論およびゲノムデータ解析を用い、新規機能遺伝子誕生のメカニズムを研究した。重複した遺伝子に働く遺伝子変換や自然選択の効果を取り入れることのできるシミュレーションプログラムを開発し、重複遺伝子およびその周辺領域の遺伝的変異パターンと自然選択の検出方法について研究を行った。特に自然選択に関しては、重複遺伝子内部よりも周辺領域の変異パターンを利用した方が検出しやすいことを明らかにした。本研究の結果は、今後の更なるゲノムデータ解析に応用されることが期待される。
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