研究課題/領域番号 |
21770017
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研究種目 |
若手研究(B)
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配分区分 | 補助金 |
研究分野 |
生態・環境
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研究機関 | 新潟大学 |
研究代表者 |
工藤 起来 新潟大学, 人文社会・教育科学系, 准教授 (70444180)
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連携研究者 |
小西 和彦 独立行政法人農業食品産業技術総合研究機構, 北海道農業研究センター, 主任研究員 (90414747)
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研究協力者 |
小松 一磨 新潟大学, 大学院・教育学研究科, 大学院生
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研究期間 (年度) |
2009 – 2011
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研究課題ステータス |
完了 (2011年度)
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配分額 *注記 |
4,420千円 (直接経費: 3,400千円、間接経費: 1,020千円)
2011年度: 910千円 (直接経費: 700千円、間接経費: 210千円)
2010年度: 1,690千円 (直接経費: 1,300千円、間接経費: 390千円)
2009年度: 1,820千円 (直接経費: 1,400千円、間接経費: 420千円)
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キーワード | サタンアシナガバチ / 血縁度 / マイクロサテライト / サテライト巣 / 新熱帯区 / 季節性 / 社会性昆虫 / 亜熱帯域 / 血縁構造 / マイクロサテライト多型 / 社会性カリバチ / 寄生 / Polistes satan |
研究概要 |
ブラジルに生息するサタンアシナガバチにおけるコロニー内の血縁構造を明らかにした。乾期コロニーと比べると雨期コロニーの方が繁殖メス数が多く、未成熟個体間の血縁度が低かった。また、乾期、雨期コロニーともに、未成熟個体の連続したコホート間で遺伝子頻度が異なっており、本種が継時的多雌性を示す可能性が明らかになった。さらに本研究から、サテライト巣を建設することにより優位な成虫メス間で繁殖をめぐる軋轢を解消できるわけではないことが示唆された。
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