研究課題
若手研究(B)
脊椎動物の腎臓機能を調べるため、両生類の前腎ネフロンを単離し、そこに発現する遺伝子の同定と局在について調べた。前腎ネフロンに発現するNa^+,K^+-ATPaseのプロモーターとGFP遺伝子を連結させた発現ベクターを作成し受精卵に導入することで、GFP蛍光を指標にして前腎ネフロンを新鮮なまま単理することが可能となった。またメダカ多発性嚢胞腎症モデルpc mutantを用いて病態腎に関わる遺伝子をサブトラクション法により探索した。その結果、pc mutantで発現量が著しく減少する2遺伝子(バソトシンV2受容体とAQP8)を同定した。現在、前腎ネフロンに発現する遺伝子を網羅的に探索するとともに、病態腎に関わる遺伝子の機能解析を行っている。
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