研究課題/領域番号 |
21770133
|
研究種目 |
若手研究(B)
|
配分区分 | 補助金 |
研究分野 |
機能生物化学
|
研究機関 | 東京大学 |
研究代表者 |
井上 貴雄 東京大学, 大学院・薬学系研究科, 助教 (50361605)
|
研究期間 (年度) |
2009 – 2010
|
研究課題ステータス |
完了 (2010年度)
|
配分額 *注記 |
4,550千円 (直接経費: 3,500千円、間接経費: 1,050千円)
2010年度: 2,210千円 (直接経費: 1,700千円、間接経費: 510千円)
2009年度: 2,340千円 (直接経費: 1,800千円、間接経費: 540千円)
|
キーワード | 細胞情報伝達機構 / ホスファチジルイノシトール / アラキドン酸 / 脂肪酸転移酵素 |
研究概要 |
生体膜を構成するホスファチジルイノシトール(PI)は特徴的な構造を持ち、その大部分はsn-1位にステアリン酸、sn-2位にアラキドン酸を有する。しかしながらその生物学的意義は不明である。本研究において我々は、線虫遺伝学とリピドミクスを組み合わせることにより、PIのsn-1位の脂肪酸組成を規定する脂肪酸転移酵素としてLYCAT/ACL-8,9,10を同定することに成功した。欠損個体を用いた解析から、PIの特徴的な脂肪酸分子種が幹細胞の非対称分裂に重要であることが明らかになった。
|