研究課題/領域番号 |
21770137
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研究種目 |
若手研究(B)
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配分区分 | 補助金 |
研究分野 |
機能生物化学
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研究機関 | 東京大学 |
研究代表者 |
冨田 太一郎 東京大学, 医科学研究所, 助教 (70396886)
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研究期間 (年度) |
2009 – 2010
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研究課題ステータス |
完了 (2010年度)
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配分額 *注記 |
4,550千円 (直接経費: 3,500千円、間接経費: 1,050千円)
2010年度: 2,210千円 (直接経費: 1,700千円、間接経費: 510千円)
2009年度: 2,340千円 (直接経費: 1,800千円、間接経費: 540千円)
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キーワード | ストレス応答 / キナーゼ / イメージング / ストレス / FRET |
研究概要 |
高効率に最大で数千個の生細胞からのFRETシグナルを一度に可視化する実験系を作成し、詳細なMAPKおよびMAP3K活性の時系列データを大量に取得可能になった。この系で細胞内局所のキナーゼ活性を解析した結果、翻訳阻害剤(アニソマイシン)や紫外線、インターロイキン1で刺激した細胞では、細胞質でp38が強く応答することが確認された。さらに、個々の細胞の応答性については従来測定が困難であったが、本実験系を用いて、翻訳阻害ストレス下では、細胞質のp38はどの用量でも細胞毎に均一に揃って同程度に活性化されている(graded-response)ことが初めて明らかになった。
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