研究課題/領域番号 |
21770146
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研究種目 |
若手研究(B)
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配分区分 | 補助金 |
研究分野 |
機能生物化学
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研究機関 | 九州大学 |
研究代表者 |
宮内 康弘 九州大学, 大学院・理学研究院, 特任助教 (00382218)
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研究期間 (年度) |
2009 – 2010
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研究課題ステータス |
完了 (2010年度)
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配分額 *注記 |
4,550千円 (直接経費: 3,500千円、間接経費: 1,050千円)
2010年度: 1,950千円 (直接経費: 1,500千円、間接経費: 450千円)
2009年度: 2,600千円 (直接経費: 2,000千円、間接経費: 600千円)
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キーワード | ユビキチン / ペルオキシソーム / Pex7p / ユビキチンリガーゼ / タンパク質輸送 |
研究概要 |
ペルオキシソームは、真核細胞に広く存在する細胞内小器官(オルガネラ)であり、その機能は極長鎖脂肪酸のβ-酸化、エーテルリン脂質であるプラスマローゲンや胆汁酸の生合成など多岐にわたっており、各種ペルオキシソーム形成因子(PEX遺伝子:その遺伝子産物、ペルオキシン)によって形成・維持されるが、ペルオキシソーム形成の制御機構に関しては解析が遅れている。申請者は、ペルオキシソーム移行シグナル2型(PTS2)を持つペルオキシソーム内腔タンパク質(PTS2タンパク質)の細胞質受容体であるPex7pがユビキチン/プロテアソーム系によって分解されることを見いだした。そこで、本年度はPex7pの調節機構の解明をユビキチン化に関わるE3の同定・機能解析から目指した。その結果、Pex7pのE3を同定し、そのE3によるPex7pの調節機構の作用点を見出し、その成果についての論文を投稿準備中である。
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