研究課題
若手研究(B)
本研究の目的は透析アミロイド病の原因蛋白質であるβ2ミクログロブリン(β2m)が病気発症時にどのような構造変化をするかを調べることである。そのために本研究では主に核磁気共鳴法(NMR)を用いた。従来の研究から、β2mの部分構造状態がアミロイド線維の前駆体だと考えられていた。ところが本計画の結果から、完全変性状態の方が真の前駆体だということが示された。これは他の蛋白質のアミロイド線維形成にも共通であると思われ、より一般的な理解につながると考えられる。
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http://www.protein.osaka-u.ac.jp/physical/yoeki.html