研究課題/領域番号 |
21770207
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研究種目 |
若手研究(B)
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配分区分 | 補助金 |
研究分野 |
細胞生物学
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研究機関 | 大阪大学 |
研究代表者 |
中村 肇伸 大阪大学, 大学院・医学系研究科, 助教 (80403202)
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研究期間 (年度) |
2009 – 2010
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研究課題ステータス |
完了 (2010年度)
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配分額 *注記 |
4,550千円 (直接経費: 3,500千円、間接経費: 1,050千円)
2010年度: 2,080千円 (直接経費: 1,600千円、間接経費: 480千円)
2009年度: 2,470千円 (直接経費: 1,900千円、間接経費: 570千円)
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キーワード | クロマチン / PGC7 / DNAメチル化 / ヒストンメチル化 / DNA脱メチル化 / PGC7/Stella / Stella |
研究概要 |
受精卵におけるPGC7の機能解析を行い、PGC7はヒストンH3の9番目のリジンがジメチル化された場合にヒストンと強く結合し、能動的DNA脱メチル化を阻害することを明らかにした。また、PGC7を体細胞に強制発現させた場合には、初期胚の場合とは逆に、脱メチル化を誘導することを見出した。さらに、PGC7と結合するたんぱく質として、維持メチル化に関与するNp95を同定した。最終的に、PGC7はNp95と結合することによりNp95の複製フォークへの局在を阻害し、結果として脱メチル化を促進することを明らかにした。
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