研究課題
若手研究(B)
われわれヒトを含む多細胞生体の構築・維持過程では、細胞増殖・細胞分化に加えて多数の細胞死が観察される。しかし、実際の生体内で細胞死がどのように生じどんな影響を周囲に与えるのかは、未だ不明な点が多い。そこで本研究では、細胞死の主要形態であるアポトーシスが生じる過程を生きたまま観察できる新規トランスジェニックマウスを用い、ほ乳類頭部神経管閉鎖過程で大量に生じるアポトーシスの動態観察および生理的意義の解明を試みた。その結果、アポトーシスは頭部神経管閉鎖過程の円滑な進行に必須であることが明らかになった。
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ページ: 501-512
Genes to Cells
巻: 5 ページ: 501-512
http://www.f.u-tokyo.ac.jp/~genetics/team_yamaguchi.html