研究課題/領域番号 |
21770234
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研究種目 |
若手研究(B)
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配分区分 | 補助金 |
研究分野 |
発生生物学
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研究機関 | 奈良先端科学技術大学院大学 |
研究代表者 |
越智 陽城 奈良先端科学技術大学院大学, バイオサイエンス研究科, 特任助教 (00505787)
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研究期間 (年度) |
2009 – 2011
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研究課題ステータス |
完了 (2011年度)
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配分額 *注記 |
4,420千円 (直接経費: 3,400千円、間接経費: 1,020千円)
2011年度: 1,300千円 (直接経費: 1,000千円、間接経費: 300千円)
2010年度: 1,170千円 (直接経費: 900千円、間接経費: 270千円)
2009年度: 1,950千円 (直接経費: 1,500千円、間接経費: 450千円)
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キーワード | 遺伝子発現調節 / ゲノム / 遺伝子 / 発現制御 / 発生分化 / 比較ゲノム / 進化 / 発生・文化 / パラログ遺伝子 / Pax2 / Pax5 / Pax8 / Xenopus tropicalis / シス調節エレメント / Conserved non-coding element / ロバストネス / フェイルセーフ / 遺伝子ネットワーク |
研究概要 |
脊椎動物の発生を支配する遺伝子ネットワークにはしなやかさがある。例えば、ネットワーク構成因子のひとつを破壊しても、それを保証するようなメカニズムが働き、下流遺伝子の発現には影響しない。このような遺伝子ネットワークのフェイルセーフ機構のひとつとして、同じゲノム中に存在するパラログ遺伝子の働きが知られている。本研究では、Pax2、Pax5、Pax8パラログ遺伝子座の周辺の保存非コード領域(Conserved noncoding sequence : CNS)に着目し、Pax2については55カ所、Pax5は19カ所、Pax8は6カ所のCNS全てのエンハンサー活性調べた。さらにPax2のCNSの一つが、パラログ遺伝子の発現の減少を感知して活性化する、フェイルセーフ型エンハンサーであることを発見した。
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