研究課題
若手研究(B)
始原生殖細胞の移動に異常が見られる3種のメダカ変異体の責任遺伝子を明らかにした。kamigamo、shimogamoの責任遺伝子は、それぞれ異なるヒト遺伝病の原因遺伝子であった。narutoの責任遺伝子は、mRNAの3'末端へのポリA付加サイトの選択に関る因子、CPSF6であった。naruto変異体では、3'UTRが短いsdf1が発現し、その発現場所が前方に異常に長いことが分かった。naruto変異体では、3'UTRの短いsdf1 mRNAが、miRNA等を介した消化から逃れる為にその後方へと濃い濃度勾配が失われ、その結果、始原生殖細胞が後方へと移動する方向性を失ったと考えられる。
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