研究課題/領域番号 |
21770253
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研究種目 |
若手研究(B)
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配分区分 | 補助金 |
研究分野 |
発生生物学
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研究機関 | 大学共同利用機関法人自然科学研究機構(岡崎共通研究施設) (2011) 大学共同利用機関法人自然科学研究機構(共通施設) (2009-2010) |
研究代表者 |
林 良樹 大学共同利用機関法人自然科学研究機構(岡崎共通研究施設), 岡崎統合バイオサイエンスセンター, 助教 (30508817)
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研究期間 (年度) |
2009 – 2011
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研究課題ステータス |
完了 (2011年度)
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配分額 *注記 |
4,420千円 (直接経費: 3,400千円、間接経費: 1,020千円)
2011年度: 1,690千円 (直接経費: 1,300千円、間接経費: 390千円)
2010年度: 1,300千円 (直接経費: 1,000千円、間接経費: 300千円)
2009年度: 1,430千円 (直接経費: 1,100千円、間接経費: 330千円)
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キーワード | 生殖幹細胞 / ニッチ / ショウジョウバエ / プロテオグリカン / HSPG / グリピカン / Dally / Dally-like / dally-like |
研究概要 |
幹細胞は組織内においてニッチと呼ばれる細胞外微小環境内に維持されることが明らかとなっている。ニッチは、ニッチ細胞より分泌される細胞増殖因子(ニッチシグナル分子)の分布する範囲によって規定されると考えられているが、ニッチシグナル分子の分布をニッチ細胞近傍にのみとどめる機構は明らかになっていない。本研究では、ショウジョウバエの生殖幹細胞(GSC)のニッチをモデルとして、ニッチシグナル分子がとどまる領域(ニッチの場)を規定する分子メカニズムを明らかにすることを試みた。その結果、糖タンパク質の一種であるヘパラン硫酸プロテオグリカン(HSPG)がGSCニッチにおいてニッチシグナル分子の空間分布を制御することによりニッチの場を形成することを明らかにした。
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