研究課題/領域番号 |
21780114
|
研究種目 |
若手研究(B)
|
配分区分 | 補助金 |
研究分野 |
生物生産化学・生物有機化学
|
研究機関 | 大阪府立大学 |
研究代表者 |
甲斐 建次 大阪府立大学, 生命環境科学研究科, 助教 (40508404)
|
研究期間 (年度) |
2009 – 2010
|
研究課題ステータス |
完了 (2010年度)
|
配分額 *注記 |
4,160千円 (直接経費: 3,200千円、間接経費: 960千円)
2010年度: 910千円 (直接経費: 700千円、間接経費: 210千円)
2009年度: 3,250千円 (直接経費: 2,500千円、間接経費: 750千円)
|
キーワード | アシルホモセリンラクトンミミック / アルファルファ / グラム陰性細菌 / クオラムセンシング / アシルホモセリンラクトン / 植物根分泌物 |
研究概要 |
アルファルファの根から分泌される細菌クオラムセンシングシグナル様物質(AHLミミック)を構造決定に足る量得る方法を検討した。根を有機溶媒で抽出するよりも、水耕栽培して得た根分泌物を活性炭カードリッジで連続的に回収する方がより多くの活性物質を得ることができた。細菌クオラムセンシング応答性遺伝子の活性化を指標として、根分泌物からの活性物質の精製を進め、活性物質を単離した。各種スペクトル解析の結果、本物質はAHLそのものであることを明らかにした。得られた物質がAHLであったことから、AHLミミックの正体は植物由来の代謝物ではなく、共生細菌が産生・分泌するAHLである可能性が示唆される。
|