研究課題/領域番号 |
21780146
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研究種目 |
若手研究(B)
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配分区分 | 補助金 |
研究分野 |
森林科学
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研究機関 | 名古屋大学 |
研究代表者 |
伊藤 香純 名古屋大学, 農学国際教育協力研究センター, 准教授 (10467334)
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研究期間 (年度) |
2009 – 2010
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研究課題ステータス |
完了 (2010年度)
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配分額 *注記 |
1,300千円 (直接経費: 1,000千円、間接経費: 300千円)
2010年度: 650千円 (直接経費: 500千円、間接経費: 150千円)
2009年度: 650千円 (直接経費: 500千円、間接経費: 150千円)
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キーワード | 家庭用バイオガス装置 / 森林保全 / 資源利用 / 生計向上 / ネパール / 森林管理 / 農業農村開発 / バイオガスシステム / 農村開発 |
研究概要 |
本研究では、家畜糞尿を用いた家庭用バイオガス発生装置の導入が、ネパール丘陵地域における世帯単位の薪炭材利用量、薪炭材の収集時間、煮炊きに費やす時間、農業に費やす時間、農産物の収穫量、農業からの現金収入を増加に導いている可能性が示唆された。また、バイオガス装置を導入した世帯は、非導入世帯よりも森林管理グループの基本的情報に精通していたことから、同装置の導入が森林管理に対する意識にも影響を与えている可能性が示唆された。さらに、バイオガス装置の導入効果を最大限に高めるためには、単なる便利な装置の導入という位置付けではなく、農村開発や森林保全などのアプローチの一環として普及させることが望ましいと考えられる。
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