研究課題/領域番号 |
21780168
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研究種目 |
若手研究(B)
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配分区分 | 補助金 |
研究分野 |
木質科学
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研究機関 | 独立行政法人森林総合研究所 |
研究代表者 |
橋田 光 独立行政法人森林総合研究所, バイオマス化学研究領域, 主任研究員 (40353809)
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研究期間 (年度) |
2009 – 2011
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研究課題ステータス |
完了 (2011年度)
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配分額 *注記 |
4,030千円 (直接経費: 3,100千円、間接経費: 930千円)
2011年度: 1,560千円 (直接経費: 1,200千円、間接経費: 360千円)
2010年度: 1,300千円 (直接経費: 1,000千円、間接経費: 300千円)
2009年度: 1,170千円 (直接経費: 900千円、間接経費: 270千円)
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キーワード | 抽出成分 / 微量成分 / 樹木タンニン類 / 酸化 / ピロガロール / プロピルアミン / アミノ化 / フラバノール / 求核反応 |
研究概要 |
樹木タンニン類の酸化が関与する反応特性の解明を目的とし、タンニンとアミン類との反応挙動の解明を行った。芳香核モデル化合物、タンニン単量体・二量体及び樹木から抽出したタンニン類を用いてn^-プロピルアミンとの反応を検討した結果、酸素存在下でピロガロール核のアミノ化が起きること、カテコール核ではアミノ化は顕著でないことを明らかにした。以上から、ピロガロール核を有する樹木タンニン類は、酸化的条件下で一級アミン類とアミノ化反応を起こす特性を有することを明らかにした。
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