研究課題
若手研究(B)
本研究では、卵胎生魚であるグッピーの雌から無菌解剖により稚魚を採取することにより、100日以上飼育が可能な無菌魚の作出に成功した。無菌魚は有菌魚に比べ成長が早く、腎臓や消化管の粘膜固有層にみられる白血球系細胞が著しく少ない特徴が認められた。これらの結果は、環境微生物が稚魚期の生理代謝や生体防御能に強い影響を及ぼしていることを示すものであり、無菌魚は微生物と魚類の関係を探る上で有効性の高いツールになるものと考えられた。
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