研究課題
若手研究(B)
本研究では,環境会計を用いてわが国の有機酪農における有機飼料生産の環境影響および経営経済に関する定量評価を行った.環境会計は,環境保全のためのコストと環境保全活動によって得られた効果を定量的に計測する手法である.分析の結果,有機肥料などの高価な生産資材投入や機械除草などの労働時間の増加によって費用負担が増大するものの,有機飼料は,慣行飼料に対して,農薬や化学肥料を使わないために環境にやさしい生産体系である点が示された.
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