研究概要 |
本研究の目的は,感性を活用した自動設計・開発・評価システムの構築と,感性アグリロボットのための感性コミュニケーションインターフェースの開発を目的とすることである. 具体的な実施項目は以下となる. 1.センサフュージョン型感性推定及び自動設計/開発/評価システムの構築 2.感性アグリロボットのための感性コミュニケーションインターフェースの開発 1のセンサフュージョン型感性推定及び自動設計/開発/評価システムの構築については,表情情報に加え,脳波・唾液アミラーゼなどの生理情報をセンサフュージョンし,感性推定システムを完成させる.このうち,表情情報からの感性の抽出に関しては実現し,唾液アミラーゼを用いた生理情報については,個別の実験を実施した. 2の感性アグリロボットのための感性コミュニケーションインターフェースの開発についてであるが,感性アグリロボットとは,申請者が定義・提案した感性コミュニケーション機能や感性ロボティクスを有する農業機械や農業ロボットである.コンピュータビジョンを用いて,感性把握を行うシステムを構築する.次に,動作や感性を用いた,アグリロボットとのインターフェースを構築する.本年度は,ボディランゲージを用いたロボットの制御を実現することが可能となった.
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