研究課題/領域番号 |
21780241
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研究種目 |
若手研究(B)
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配分区分 | 補助金 |
研究分野 |
畜産学・草地学
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研究機関 | 北海道大学 |
研究代表者 |
三谷 朋弘 北海道大学, 大学院・農学研究院, 特任助教 (80451409)
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研究期間 (年度) |
2009 – 2011
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研究課題ステータス |
完了 (2011年度)
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配分額 *注記 |
2,990千円 (直接経費: 2,300千円、間接経費: 690千円)
2011年度: 910千円 (直接経費: 700千円、間接経費: 210千円)
2010年度: 910千円 (直接経費: 700千円、間接経費: 210千円)
2009年度: 1,170千円 (直接経費: 900千円、間接経費: 270千円)
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キーワード | 栄養・飼養 / 酪農生産システム / 畜産学 / 農林水産物 |
研究概要 |
牛乳で脂質が酸化する事による品質の劣化が問題となっている。本研究では、長期冷蔵保存下での脂質酸化のメカニズムを明らかにし、その生乳段階での乳成分との関連を検討した。脂質酸化の最終段階で発生する物質(ヘキサナール)は過酸化脂質を経て生成され、その経過は脂肪酸組成の影響を強く受けた。不飽和度の高い脂肪酸(リノレン酸)を多く含む生乳は早い段階でヘキサナールの生成が確認され、リノール酸を多く含む生乳はある程度経過してからヘキサナールが生成された。生乳中の脂肪酸組成は飼料構成の影響を強く受けるため、今後は飼養条件や生乳成分の違いによる生乳の用途・流通を考慮する必要があるだろう。
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