研究課題
若手研究(B)
体細胞クローン胚盤胞期胚では、発現低下を示す39個の遺伝子の内、21個がX染色体上に位置していた。Xist遺伝子は、雌の不活化X染色体で遺伝子発現を抑制するが、体細胞クローン胚では、雌雄の活性化X染色体での異所性発現が確認された。そこでXist KOマウス由来の体細胞を核ドナーとして用いたところ、通常と比べて出生率が8~9倍上昇した。しかしながら、発現が低下している多くの遺伝子を含む二つのX染色体領域(XqA7.2/F3)の遺伝子発現は、Xist KOマウスをドナーとしても上昇しなかった。卵丘細胞を用いて、抑制性ヒストン修飾であるH3K9me2のChIP解析を行ったところ、XqA7.2/F3にはH3K9me2が広範囲に蓄積していることが明らかとなった。
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