研究課題/領域番号 |
21780271
|
研究種目 |
若手研究(B)
|
配分区分 | 補助金 |
研究分野 |
応用獣医学
|
研究機関 | 北海道大学 |
研究代表者 |
寸田 祐嗣 北海道大学, 大学院・獣医学研究科, 助教 (20451403)
|
研究期間 (年度) |
2009 – 2010
|
研究課題ステータス |
完了 (2010年度)
|
配分額 *注記 |
4,290千円 (直接経費: 3,300千円、間接経費: 990千円)
2010年度: 1,820千円 (直接経費: 1,400千円、間接経費: 420千円)
2009年度: 2,470千円 (直接経費: 1,900千円、間接経費: 570千円)
|
キーワード | 狂犬病 / 中和抗体 / 病原性 / 神経細胞 / ウイルス / 人獣共通感染 / 病原生 / 人獣共通感染症 / Nucleoprotein |
研究概要 |
狂犬病は致死的な人獣共通感染症であり、感染動物の神経細胞内で狂犬病ウイルスが増殖することにより起こる。本研究では、ウイルスの何がどのようにして神経細胞機能を障害するのか、どのようにすれば宿主免疫反応によりウイルスを排除できるのか、という疑問を解明するために実験動物および培養細胞を用いた基礎的研究を行った。その結果、中枢神経系にウイルス中和抗体を多量に誘導することによって、致死量の狂犬病ウイルスを排除可能であることを証明した。さらに狂犬病ウイルスの核蛋白質nucleoproteinを神経系由来培養細胞に発現させることによって、細胞の遺伝子発現が修飾される可能性を見出した。
|