研究課題/領域番号 |
21790059
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研究種目 |
若手研究(B)
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配分区分 | 補助金 |
研究分野 |
生物系薬学
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研究機関 | 東京大学 |
研究代表者 |
小山 隆太 東京大学, 大学院・薬学系研究科, 助教 (90431890)
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研究期間 (年度) |
2009 – 2010
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研究課題ステータス |
完了 (2010年度)
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配分額 *注記 |
4,290千円 (直接経費: 3,300千円、間接経費: 990千円)
2010年度: 1,170千円 (直接経費: 900千円、間接経費: 270千円)
2009年度: 3,120千円 (直接経費: 2,400千円、間接経費: 720千円)
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キーワード | 神経生物学 / 海馬 / てんかん / 異常発芽 / ミトコンドリア / BDNF / 培養切片 / 乳幼児けいれん / 軸索誘導 |
研究概要 |
本研究では、乳幼児発作の培養切片モデルおよび個体動物モデル(マウスおよびラット)を利用して、過剰神経活動によるミトコンドリアの軸索内集積と、ATP過剰産生による突起形成誘導の可能性を検証した。我々は、てんかん脳における神経軸索内ミトコンドリアの役割について、主に以下の点を明らかにした。 〓発作後、ミトコンドリアは軸索内に集積する。 〓ミトコンドリアの集積は神経活動依存的である。 〓軸索終末より放出された脳由来神経栄養因子が、近接する軸索領域にミトコンドリアを集積させる。 〓集積したミトコンドリアは、軸索局所においてATPを産生し、軸索分枝を形成する。
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