研究課題
若手研究(B)
病態形成に関与する細胞死にはアポトーシスが重要な役割を担うと考えられている。一方、アポトーシスだけでは説明のつかない現象も多数報告され、細胞死を標的とした創薬・治療法の開発において、非アポトーシス型細胞死の存在は無視できない。本研究では、虚血心筋において、Calcium-independent phospholipase A_2 (iPLA_2)の活性増加を伴うCaspase非依存性非アポトーシス型細胞死機構を明らかにした。さらに、ニューロペプチドUrocortin とペプチドホルモンLeptinの非アポトーシス型細胞死に対する抑制効果を見出した。一方、虚血心筋細胞死の過程において、オートファジー機構は、グルコース濃度に応答して虚血ストレスの回避に重要な役割を果たしており、17-β-estradiolの抗アポトーシス効果発揮に必要である可能性を示した。
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Biochemical and Biophysical Research Communications 402
ページ: 216-221
Journal of the Society of Japanese Women Scientists 11
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Journal of Pharmacy and Pharmacology in press
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