研究課題/領域番号 |
21790116
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研究種目 |
若手研究(B)
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配分区分 | 補助金 |
研究分野 |
創薬化学
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研究機関 | 東北薬科大学 |
研究代表者 |
太田 公規 東北薬科大学, 薬学部, 講師 (90347906)
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研究期間 (年度) |
2009 – 2011
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研究課題ステータス |
完了 (2011年度)
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配分額 *注記 |
4,160千円 (直接経費: 3,200千円、間接経費: 960千円)
2011年度: 1,170千円 (直接経費: 900千円、間接経費: 270千円)
2010年度: 1,300千円 (直接経費: 1,000千円、間接経費: 300千円)
2009年度: 1,690千円 (直接経費: 1,300千円、間接経費: 390千円)
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キーワード | 医薬分子機能学 / ホウ素クラスター / 分子認識 / 生体関連化合物 / 機能性分子 / アニオンレセプター / イオンチャネル / 超分子 / 創薬化学 |
研究概要 |
カルボランが有する高い疎水性や酸性C-H水素による相互作用ネットワークを3次元空間に巧みに作り上げることで、興味ある性質を示す化合物を創製した。特に、アニオンを認識する化合物では、脂質二重膜上で外部の塩素アニオンを内部に輸送するイオンチャネルとしての性質を示すものを見出した。また、その化合物の構造的修飾を行うことで、さらに強力に塩素アニオンを捕捉する化合物やカルボキシレートアニオンに選択性を示す化合物などアニオン認識能が大きく異なる人工レセプターを構築することに成功した。一方で、カルボランの疎水性に着目した研究では、α-,β-,γ-シクロデキストリンとカルボラン誘導体の複合体形成に関する詳細な結果を得ることに成功し、現在までに見出した医薬候補化合物の応用へ向け一歩前進した。
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