研究課題/領域番号 |
21790129
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研究種目 |
若手研究(B)
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配分区分 | 補助金 |
研究分野 |
環境系薬学
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研究機関 | 静岡県立大学 |
研究代表者 |
関本 征史 静岡県立大学, 薬学部, 講師 (10381732)
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研究期間 (年度) |
2009 – 2010
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研究課題ステータス |
完了 (2010年度)
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配分額 *注記 |
4,030千円 (直接経費: 3,100千円、間接経費: 930千円)
2010年度: 1,690千円 (直接経費: 1,300千円、間接経費: 390千円)
2009年度: 2,340千円 (直接経費: 1,800千円、間接経費: 540千円)
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キーワード | 異物代謝酵素 / 代謝活性化 / 異物-薬物相互作用 / 発がんリスク / カルシウム拮抗薬 / 多環式芳香族炭化水素 / CYP1A酵素 / 異物排泄トランスポーター / DNA付加体 / 細胞内シグナル伝逹 |
研究概要 |
本研究では、高血圧治療薬であるカルシウム(Ca)拮抗薬をモデル薬物として、発がん前駆物質の遺伝毒性発現における異物-薬物相互作用の可能性について、培養細胞や実験動物を用いて検討した。その結果、ニカルジピンをはじめとするジヒドロピリジン系カルシウム拮抗薬は、発がん性芳香族炭化水素類による肝CYP1酵素誘導を相乗的に増強することで、発がん性芳香族炭化水素類の代謝活性化を促し、発がんリスクを増加させる可能性を示した。
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