研究課題
若手研究(B)
H.pyloriの二次除菌療法に用いられる抗菌薬メトロニダゾール(Mtz)に耐性化した臨床分離H.pyloriはSodBの転写制御因子であるFerric uptake regulator(Fur)にアミノ酸変異(C78Y、P114S)が導入された変異型Fur をコードしている。変異型Furは、sodBのpromoter領域(Fur-Box)への結合活性が有意に低下し、SodBの強発現を誘導するため、メトロニダゾール由来superoxide消去活性が亢進し、その結果メトロニダゾールに耐性を示す。以上のように、本研究課題では、バクテリアの抗酸化能亢進が薬剤耐性に寄与する新しい機序を明確にした。
すべて 2011 2010 2009
すべて 雑誌論文 (10件) (うち査読あり 4件) 学会発表 (20件)
Biochem.Biophys.Res.Commun. 14
ページ: 656-660
Antioxidants & Redox Signaling 14
ページ: 15-23
G.I.Reserch. 19
ページ: 38-43
Front Gastrointest Res. 29
ページ: 111-120
Biochem.Biophys.Res.Commun.
巻: 14 ページ: 656-660
Antioxidants&Redox Signaling
巻: 14 ページ: 15-23
G.I.Research.
巻: 19 ページ: 38-43
Front Gastrointest Res.
巻: 29 ページ: 111-120
日本ヘリコバクター学会誌 11
ページ: 47-48
G.I.Research 17
ページ: 96-97